BIRT DataCubes&CrossTabの設定
2008-07-11


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データセットの設定が完了したら、次はDataCubesの設定を行います。
これは、エクセルでいうところのピボットテーブルのようなもので、クロス集計を行うための設定を登録します。

テストの成績一覧表を作るのに、クロス集計は欠かせませんので、しっかりマスターしたいと思います。

元になるデータは、科目ごとにデータベースに登録されています。

学籍番号 科目 得点
0001 国語 55
0001 数学 80
0001 英語 74
0002 国語 88
0002 数学 74
0002 英語 68


という感じで登録されています。
これをクロス集計すると下のようになります。
学籍番号 国語 数学 英語
0001 55 80 74
0002 88 74 68


各生徒の採点結果が一覧表になります。 このクロス集計で表示をさせるための設定をDataCubesで行います。

上の表では、クロス集計を理解してもらうために最小限の情報ですが、実際には、年度や氏名、出席状況なども表示する必要があるので、 複数のテーブルを読みに行って作っています。

DataCubesの設定が完了したら、パレットにある、「CrossTab」を使って、表を作成していきます。

CrossTabを使うと、2行2列の表が表示されるのですが、左下の段に学籍、右上の段に科目、右下の段に点数を指定することで、表ができます。
指定の方法は簡単で、先ほど作成した「DataCubes」から各項目をドラッグするだけで指定できます。
指定が完了したら、プレビューで内容を確認します。表示の結果が必ずしも思っているものと違う場合や、場合によってはエラーになる場合もありますが、プロパティなどで設定を変更したり、「DataCubes」の設定を変更することで、修正が可能です。

今回、最低限必要なことはできることが確認できたので、帳票の作成はBIRTをメインに考えていきたいと思います。
[ソフトウェア開発]
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