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先日、知り合いからエクセルについて質問を受けました。
条件付き書式についてのことで、内容は計算結果によってセルの色を変更するというもので、条件付き書式を使うことで、対応できるものでした。
そのことを伝えると、通常の場合はできるが、正しく結果が反映されないというのです。
割り算の結果が10以上なら、背景を青、未満なら赤にする。
これだけであれば、いけるそうなのですが、元になるデータがない場合、背景を白のままにしたいのだが、青になるというのです。
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A |
B |
C |
1 |
100 |
10 |
10 |
2 |
100 |
20 |
5 |
3 |
100 |
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上記の表の場合、C3は白にしたいが青になってしまうそうです。
計算式を確認してみると、IF関数を使ってエラーの場合に「””」の処理をしていました。
表示自体はブランクの状態なのですが、条件付き書式では値があることになり、青く表示されてしまいます。
このような場合、計算式でエラーを回避するのではなく、条件付き書式でエラーの処理をさせます。
元の式は「=if(iserror(A1/B1),"",A1/B1)」となっていたのですが、割り算のみの式に変更しました。「=A1/B1」
次に、条件付き書式ですが、エラーの時の書式を追加しました。
エラーの際には、背景も文字色も白にしてやると元データに値が入っていない場合エラーとなり、セルは白色のままにできます。
今回のケースは、関数でエラーを回避することで、条件付き書式に影響がでてしまいました。
計算結果から新たな計算が必要ない場合は、今回の方法で対応してみてください。
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